佐藤博寶カイコ展

４月１７日（火）から２８日（土）迄（日・月休廊）アートギャラリー月桂樹で開催される待望の佐藤先生の回顧展が開催されます。１９４８年の津軽―１９６０年の仙台―１９６７年の東京―１９７９年の埼玉を制作拠点に佐藤先生の原風景と現風景の旅は続きます。先生の自然の草木描写は驚嘆に値する精緻にしてしかも抒情的な絵画芸術の香り高い魅力あふれる秀作群であり、それ等を美術愛好家の皆様にご鑑賞頂く企画が出来ました事にスタッフ一同喜びに浸っております。
月桂樹が開廊して４年の歳月が経過しました。今回、２０１６年３月第一回展に続く２度目の個展は先生の思いがぎっしり詰まったカイコ展で、１９５５年ごろから先生のお言葉ですが”思うところがあって樹木図”を描き始められ、画文集”草木の肖像”を刊行、先生の哲学、人間論がにじみ出た画文集であり、美術界で高い評価を受けておられます。

先生は１９４８年、津軽の地に誕生され、１９７２年東京芸大油絵科をご卒業後、TV・CF制作会社にご勤務になりましたが、１９７６年本格的に画家としての道を歩かれるようになりました。現在、埼玉県越生町に在住され絵画制作、工芸作品制作に没頭されて居られます。前述致しましたが、先生の哲学・人生観に加え、そのお人柄を慕う多くのフアン、美術愛好家の一人としてスタッフ一同今回のカイコ展のご成功を願っております。多くの美術愛好家の皆様！是非のご来場を心からお待ち致しております。
アートギャラリー月桂樹、長嶋・佐藤