UNORTHDOX Ⅱ

　例年の事ですが、梅雨明けの猛暑の中、7月17日（火）から8月4日（土）迄（日・月休廊）、ご好評いただいたUNORTHDOXⅡ（異端・変則的な）展をアートギャラリー月桂樹に於いて開催致します。
　画家・彫刻家・造形作家として美術界で精力的な活動を続けて居られる、脂の乗った中堅・若手の作家5人の先生方（飯島真枝・岡孝博・田村研一・津田大介・水登麻里子）の日頃の制作活動を垣間見る良い機会と思って居ります。それぞれの先生方が持つ作品の独特の雰囲気は鑑賞者にとっては、正に異端であり、変則的と映るかもしれませんが、永年に亘る基本的な研鑽を積んだ上に花開いた創造と美の結晶であると思います。
　飯島真枝先生は1989年新潟のご出身、沖縄県立芸術大学美術工芸学部美術学科彫刻専攻をご卒業、数多くの個展グループ展、国際彫刻展等にご参加、精力的な制作活動をされて居られます。
　岡孝博先生は1970年広島県ご出身、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻研究生修了後、多くの個展、各種アートトリエンナーレ、彫刻シンポジウム、アートプロジェクトのご参加、2016年にはアートギャラリー月桂樹に於いて彫刻4人展を開催大好評を博しました。

　田村研一先生は1969年京都ご出身、京都精華大学美術学部をご卒業後、多くの個展を開催、新制作展で新作家賞を受賞、主に新制作展でご活躍、2017年に第1回UNORTHDOX展がアートギャラリー月桂樹に於いて開催された折にはご参加をされて居られます。
　津田大介先生は1980年静岡県のご出身、日本大学大学院芸術学研究科造形芸術修了後、多くの個展、国際野外美術展などにご参加、精力的な制作活動をされて居られます。
　水登麻里子先生は広島県ご出身、2000年広島市立大学大学院芸術学研究科絵画日本画専攻修士課程修了後、第1回芸美会展出品以後毎年出品、上野の森美術館展、全日本アートサロン絵画大賞、前田青邨記念大賞展青邨記念特別賞受賞、福岡にアートが集う日展に於いて福岡県知事賞などを受賞、精力的に制作活躍をされて居られます。
　アートギャラリー月桂樹スタッフ一同、好評のUNORTHDOX展を再びアートギャラリー月桂樹に於いて開催することが出来、多くの美術愛好家の皆様にご鑑賞頂きますことを心から喜んで居ります。
アートギャラリー月桂樹、長嶋・佐藤