藤田 清孝 展

　7月に入り早々と梅雨明け宣言の発表があったようですが、7月3日（火）から14日（土）迄（日・月休館）藤田清孝先生の個展がアートギャラリー月桂樹に於いて開催されます。
　先生は地元の芸術絵画運動の中心的存在であり、中央画壇に於いても著名な画家であります。先生の絵画は、哲学的な深遠な時間と現象世界の表現を意図され、時空を超越した“在”に課題を追求されておられます。従って、先生は“今”の出会い、その時の感覚を大切にして絵画制作に挑んでおられ、時として鑑賞者に深い思考を求める場合もあります。

　1936年、鹿児島県生まれ、1961年東京藝術大学大学院、牛島憲之に師事、光風会、日洋展、有形展を経て、メキシコ、ＵＡＥに留学、特にメキシコ絵画に強く影響を受けられ、日本メキシコ記念展を始め多くの展覧会に招待作家として出展されました。現在は立軌会会員としてご活躍で、名古屋造形大学名誉教授でもあります。多くの個展、グループ展を開催、地元では彩西展の代表を務められ、多くの画家志望者の指導もされて居られます。
　アートギャラリー月桂樹スタッフ一同、待望の企画展を開催できますことに喜びを感じ、多くの先生のファン、美術愛好家のご来場をお待ち申し上げて居ります。
アートギャラリー月桂樹、長嶋・佐藤