木俣眞個展のご案内　　　　　　２０２１・４・６

陽光の輝きと満開の桜の花の美しい季節に相応しい、正統派の清々しい個展がアートギャラリー月桂樹に於いて４月６日（火）～１７日（土）迄（日月休廊）開催されます。木俣先生は１９３２年生まれ、８８歳、ご高齢にも拘わらず実に若々しい感覚を持ち続ける作品を多く発表され、今なお多くの地元作家に絵画手法に於いても絵画理念に於いても大きな影響を与え続けて居られます。

画集「宴のあと」を拝見する機会がありましたが、実に心地良い清々しい気持ちで木俣絵画の真髄を垣間見ることが出来ました。絵画技術のレベルの高さ、作品の持つ穏やかにして理知的な好感度は流石と思わせるものがありました。

木俣先生は福井県敦賀市のご出身、転居先の旧制山形中学をご卒業、１９５２年東京芸術大学美術学部油画科入学後、１９５５年東京神学大学編入入学後、１９５８年東京芸大をご卒業されました、高校美術科講師等を勤めながら絵画制作を続け、日本アンデパンダン展、平和美術展、新制作展、グループ展、個展を活動の場とされ、現在は地元越生町に在住後輩の指導に当たって居られます。

アートギャラリー月桂樹スタッフ一同開催を心待ちにして居り、先生のファンは勿論、多くの美術愛好家、美術関係者のご来場をお待ち致しております。

尚、蛇足ながら画廊として、コロナ禍の中、感染予防の対応をしっかりと行っておりますが、皆々様方に於かれましては格段のご配慮をお願い申し上げる次第でございます。　　　　　　　　　　　　　　　               

 アートギャラリー月桂樹スタッフ一同