2021CAFネビュラ展鑑賞記
初冬の気配が近づく11月3日(水)から14日(日)迄、CAFネビュラ展がさいたま市浦和区にある埼玉近代美術館で開催されました。埼玉県教育委員会他多くの後援、協賛を得た恒例の抽象画の美術展です。私共、アートギャラリー月桂樹がお世話になっている諸先生方が出展されていますので、アートギャラリー月桂樹は協賛メンバーの一員となっています。
抽象画は難解と敬遠する美術愛好家も居られますが、このCFNネビュラ会は抽象画の真髄を極めた質の高い秀作揃で、見ごたえのある展覧会です。
余談ですが、中心的なメンバーのお一人である山本和子先生は目黒8中の1年後輩で、実は当時昭和30年ごろの目黒8中は1学年150人足らずの生徒数でしたが、同期には現代アートで日本を代表する松本陽子さんを始め東京芸大に進んだ者3名、南画を志して文化学院から米国に飛んで活躍した関川君等多感多彩な生徒が多く山本先生も私もその環境に大きく刺激を受けた一人でした。
会の持つ強烈な情熱は、CFNのNはNebulaネビュラの頭文字で星雲を意味し、アートの交流が渦巻状に展開される事、充満したアートのエネルギーが新しい時代に生きる人たちに届く事を願って名付けたとありますが、正にその名の持つ雰囲気でした。本日はアートギャラリー月桂樹企画運営担当の長嶋に同行して、大いなる刺激を受けて帰宅しました。 森 務